ENEOSのスタンドでガソリンを給油する際に、エネキーのCMがよく流れます。
実際にエネキーを使った方や、スピードパスから乗り換えた方々の評価を集めてみました。
さらに、そのメリットとデメリットも比較してみました。
全体的に、エネキーの評価は高いようです。
また、現在ではエネキーのキーホルダーからスマホアプリの「モバイルエネキー」への切り替えがより便利になっています。
エネキーをキーホルダーとして使用できる
意外にも多くのバイクライダーから高い評価を得ているのがエネキーです。
バイクでは、財布や現金、クレジットカードを取り出すのが大変ですが、エネキーはバイクのキーホルダーに取り付けておけるので便利です。
車の場合も、車のキーホルダーにエネキーを取り付ければ、財布を取り出さずに簡単に決済できます。
スピードパスからエネキーに切り替えた人もいますが、多くのENEOSスタンドでは新規にエネキーを登録して利用している方が目立ちます。
エネキーで受けられる特典と割引
エネキーで決済するだけで、ガソリンがリッターあたり1円引きになる特典があります。
また、お気に入りのスタンドにトクタスメールを登録することで、定期的に2円引きなどの割引が受けられます。
全国のENEOSでエネキーが使える
エネキーを初めて利用する方にはあまり知られていないかもしれませんが、エネキーの前身であるスピードパスはゼネラル系のEXPRESSガソリンスタンドでしか利用できませんでした。
しかし、エネキーに切り替わったことで、全国どのENEOSスタンドでも利用できるようになりました。これにより、車での出張や遠出の際に、わざわざEXPRESSのスタンドを探す必要がなくなりました。
エネキー利用の5つのデメリット
エネキー自体に関する問題よりも、非接触型決済システム全般に対する不安が目立ちます。
- クレジットカード情報を登録する際の不安
- 決済の反応が悪い、または遅い
- サポートセンターへの電話がつながりにくい
- デザインが薄くて壊れやすい
- Tポイントのみしか貯まらない
エネキーとクレジットカードの連携に関する不安
現在、オンラインでのクレジット決済が一般的ですが、エネキーにクレジットカードを登録する際、万が一紛失した場合に個人情報が流出するのではないかと心配する人もいます。
しかし、実際にはエネキーにはクレジットカードや個人情報が直接内蔵されていないため、その点についての心配は不要です。
また、万が一紛失した場合でも、セキュリティ対策はしっかりしているので安心です。
エネキーの反応に関する問題
よく聞かれることですが、以前のスピードパスは棒状のデザインで、どんな向きでも反応しました。
一方、エネキーは平らな形状のため、面を正しくかざさないと「エネキー!」と反応しません。
とはいえ、反応が悪いわけではなく、面を当てればほとんどの場合しっかり反応します。
そのため、あまり大きなデメリットにはならないと思います。
サポートセンターへの連絡が難しい
どのサポートセンターでもよくあることですが、エネキーのサポートセンターも同様です。
ほとんどの問い合わせは自動応答システムで対応可能なので、大きな問題にはならないと思います。
急いでいる場合でも、自動応答システムで対処可能です。
エネキーが薄くて壊れやすい?
スピードパスの棒状のデザインと比べると、エネキーの薄さが心配されることがありますが、実際には車のキーホルダーに2年以上取り付けていても問題はありませんでした。
通常の使用では特に問題はないようですが、一部ではポケットに入れたり、踏んでしまったりすると壊れることがあるようです。
貯まるのはTポイントのみ
基本的に、エネキーではTポイントしか貯まらないため、普段Tポイントを利用していない方や、他のポイントを貯めている方にはあまり必要性を感じないかもしれません。
できれば、ポンタポイントやDポイント、楽天ポイントなど、他のポイントと相互に利用できるようになると便利ですね。
なお、Tカードの種類には制限がなく、どの企業が発行したTカードでもエネキーに連携できます。
ただし、モバイルTカードには対応していません。Tカード番号の登録は店舗で行うことができます。
まとめ
エネキーのメリットとデメリットの総評
エネキーには良い点と悪い点が両方ありますが、これは仕方のないことです。
結論としては、メリットが多数あり、デメリットもそれほど大きく感じられません。
Tポイントを利用していない方にとっては不要に思えるかもしれませんが、割引などの特典もあるため、積極的に利用する価値があると思います。
また、キーホルダー型のエネキーではなく、モバイルエネキーを利用している人もけっこういます。