炊き立ての炊き込みご飯は、本当に美味しいですね!
しかし、出来上がった炊き込みご飯を味見してみると、「なんだか味が薄いな…」と感じることはありませんか?
そんな時に、ちょっとした修正や調整をすることで、しっかりと美味しく仕上げることができます。今回は、炊き込みご飯の味が物足りないと感じた時に役立つ調味料や改善方法をご紹介します。
炊き込みご飯の味が薄い時の対処法
炊き込みご飯が炊き上がったけれど、味が物足りないと感じた時の修正方法をご紹介します。
まず、味が薄い時に試してみてほしいのが「塩」です。
炊き込みご飯を少しずつ味見しながら、塩を少量ずつ振り入れて混ぜてみてください。塩を少しずつ加えることで、味の調整がしやすく、液体調味料でべちゃべちゃになる心配もありません。
大量に塩を加えると塩辛くなってしまうので、少しずつ加えるのがポイントです。塩分の摂りすぎに注意しながら調整しましょう。
塩の種類については、一般的な食卓塩が無難です。また、洋風の炊き込みご飯にはマジックソルトを使うと、美味しく仕上げることができます。
味見が面倒な場合は、塩を使っておにぎりにするのも良いアイデアです。
炊き込みご飯の味を調整する方法
炊き込みご飯の味を調整する方法は他にもいくつかあります。
1.醤油を使う
炊き込みご飯が炊飯器に入っている状態で、醤油を軽く回しかけて混ぜるだけで味を調整できます。その後、しばらく蒸らすと、べちゃっとした感じが軽減されます。
もし、まだべちゃっと感が気になる場合は、フライパンに炊き込みご飯を移し、少量の醤油を加えて炒めてみてください。フライパンで炒めることで、ご飯のべちゃっと感が軽減され、ちょうど良い味に仕上がります。
また、炒めることで香ばしさも加わり、より一層美味しく楽しめます。
2. 鶏肉や野菜を甘辛く煮る
炊き込みご飯に使用した具材が余っているなら、それを甘辛く煮ると良いです。
その煮た具材を炊き込みご飯に混ぜることで、薄味だったご飯にちょうど良く味が絡まり、美味しく仕上がります。
3. 塩コンブを活用
炊きたてのご飯に塩コンブを加えると、とても美味しいですが、炊き込みご飯の味が薄い時にも効果的です。
ご飯をお茶碗に盛り付けてから、各自が塩コンブの量を調整してみるのも良いでしょう。また、ひじきふりかけも炊き込みご飯と相性が良く、おすすめです。
4. ほんだしを活用
和食を作る際に欠かせない「ほんだし」を使ってみましょう。
炊きたての炊き込みご飯にほんだしを加え、よく混ぜるだけで、鰹節の風味がしっかりと引き立ちます。
5. 雑炊やリゾットにアレンジ
どうしても修正がうまくいかない場合は、思い切って雑炊やリゾットにアレンジしてしまうのも一つの手です。
雑炊にすれば、味の調整がしやすく、リゾットにすればチーズを加えることでコクが増して美味しくなります。意外にも、この方法で美味しく食べられるかもしれません。
炊き込みご飯の味を簡単に調整する方法
炊き込みご飯を手軽に味を調整できる方法をご紹介します。特別な修正を加えず、のせたりかけたりするだけで簡単に味を整えることができます。
1. ごま塩
ほとんど味のないお赤飯でも、ごま塩を振るだけでとても美味しくなります。同じ要領で、炊き込みご飯の上にごま塩を振りかけるだけで、薄味の炊き込みご飯が引き立ちます。
ごま塩の旨味で、簡単に味が整いますよ。
2.味付け海苔
味付け海苔を細かく切り、炊き込みご飯にパラパラと振りかけるだけで風味が増します。また、おにぎりにして味付け海苔を巻くのもおすすめです。
味付け海苔でご飯を一口サイズにして、お箸で巻いて食べるこのもおすすめです。手がベトベトにならず、簡単に楽しめるのでおすすめです。
3. バター醤油
バターと醤油を混ぜるだけで、簡単に味を調整できます。マーガリンを使っても問題ありません。
醤油で味に深みが加わり、バターでコクが出て、クセになる美味しさになります。鰹節を加えると、さらに風味が増し、より一層美味しくなりますよ。
4. えのき茸
炊き込みご飯を作る際に、えのき茸を一緒に炊き込むと、風味が豊かになります。
味が薄い炊き込みご飯にえのき茸を加えることで、ちょうど良い味の濃さが加わり、全体のバランスが良くなります。
5. ごはんですよ
瓶入りの「ごはんですよ」は、旨味が豊富で、味が薄い炊き込みご飯の調整に最適です。
ただし、入れすぎると「ごはんですよ」の風味が強くなりすぎるので、少しずつ加えて調整してみてください。
まとめ
炊き込みご飯が炊き上がったときに味が薄くてがっかりしても、紹介した調味料や材料を使えば、味を修正・調整することができます。
具材や味付けによって合う調味料は異なるので、少量ずつ加えながら味見をしてみてください。直感で判断するのが不安な場合も、少しずつ試すことで、自分好みの味に仕上げることができます。
調味料をプラスすることで、一味も二味も変わることがありますよ。