【音がしない光る雷「雲放電」について知ろう!落雷との違いとその危険性】

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夏になると天候が不安定になり、雨や雷などの悪天候に見舞われることが増えますよね。特に雷が頻発し、空が突然光り始めることも珍しくありません。

雷といえば、大きな音を伴うことが一般的ですが、実は音を発さない雷も存在します。この雷は「雲放電」と呼ばれ、光るだけで音が聞こえないのが特徴です。

この記事では、「雲放電」の特徴やその危険性、落雷との違いについて詳しく説明します。

 

音のない雷「雲放電」とは?光だけの雷の危険性と落雷との違い

 

 

空や雲が光っているけれども雷鳴がしない場合、その現象は「雲放電」と呼ばれます。音がなく光だけが見える雷です。

一方、雷鳴を伴う雷は「落雷」と言います。雲放電は雷雲の内部で発生し、音はしないことが特徴です。地上に落ちる雷は「落雷」と呼ばれ、一般的な雷のイメージです。

雷は、雲の中で氷の粒が擦れ合って静電気が発生することで起こります。落雷では、雷が地上に到達した際に強い電流が膨張したり収縮したりするため、大きな音が鳴ります。

対して、雲放電は雷が地上に到達しないため、電流が弱く、雷鳴が聞こえにくいことが多いのです。では、雲放電に危険はないのでしょうか?

光っているけれど音が聞こえない場合、実際には雷との距離が遠いことが多いです。しかし、落雷が起きる場所と雲放電の発生場所には大きな差がなく、突然落雷が発生する可能性もあります。

そのため、雷の音が聞こえないからといって安心せず、できるだけ安全な場所にいることをお勧めします。

 

音がしない雷の距離と危険性:光だけ届く距離は40〜50km、雷鳴のある雷は15〜20km

 

雷の光と音がずれるのは、光の速さと音の速さの違いによるものです。雷の音は通常、15〜20km離れた場所まで届きます。雷鳴が続く場合、その周辺で落雷が発生している可能性があります。

一方、音がしない雷、つまり光だけの雷は、40〜50kmの距離から見ることができます。この距離であれば安全と思われるかもしれませんが、実際には上空数百メートルの位置から見れば、雷が落ちる場所と自分がいる場所との距離にはあまり差がないかもしれません。雷が落ちやすい条件が揃っている場合もありますので、雷鳴が聞こえたら自分で判断せず、すぐに安全な場所に避難することが大切です。

地上から見て40〜50km離れていると遠く感じますが、雷にとっては射程圏内である可能性があります。音がしない雷でも注意が必要です。落雷のリスクがあるため、十分に警戒しましょう。

さらに、近くで雷が落ちると、家電製品が壊れることもあります。パソコンやテレビなどの電化製品に大きな電流が流れ込み、故障や火災の原因になることがあります。可能であれば、ブレーカーを落とすことをおすすめします。また、雷ガード(サージガード内蔵の電源タップ)を使用することで、安全性が高まります。

雷は高い場所に落ちやすいため、高い木や山の頂上、ビルの屋上などは非常に危険です。雷鳴が聞こえる時や雲が光っている時は、建物の中や車の中に避難するようにしましょう。

 

まとめ

 

今回は音がしない雷「雲放電」について紹介しました。

私も子どもの頃、雷の大きな音が怖くて、外が光るとすぐに耳を塞いで隠れていました。しかし、音がしない雷を経験すると拍子抜けしたこともあります。最近も夜中に外が光っていたので雷が鳴っているかと思い目を覚ましたのですが、音がしなくてまた眠ってしまいました(笑)。

「雲放電」は、雷の電流が地上に到達しない時に発生します。電流が弱いため、音は鳴っていても小さくて聞こえないことが多いです。

雷の光の後にゴロゴロという大きな音が聞こえる場合、15〜20km先で落雷の危険があります。音がしない光だけの雷は、40〜50kmの距離から見えることがあります。

音がしない雷だからといって安心はできません。条件が整えば、すぐに落雷が発生する可能性もあります。晴れていたのに突然空が光ったり雷鳴が聞こえたりすることもよくあります。

 

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